2016年に地元大阪府和泉市で市民と市民団体のネットワークを創設しました。このネットワークは「和泉市の自然、歴史、文化を1月に創造・保全するネットワーク」と名付け、「いつくしみ市」「谷山池保存の会」「大阪森林の会」「谷山池売却反対運動」「協同労働によるしごとおこし」などの市民活動をつないでいます。これにより生活圏の中で市民が相互にネットワークの形で横につながっています。和泉市の地域づくりや地域再生をめざして協力し合って活動していることが共通点です。地域、広域、全国、世界のつながりの基本がこの地域ネットワークです。

和泉市の「自然、歴史、文化を創造・保全するネットワーク」は2016年1月29日に設立準備会を開催し6月12日に設立総会を開催しました。個人の集まりですが、和泉市を代表する各種団体の代表者にお集まりいただき、名前の通り和泉市の自然、歴史、文化を創造し保全する政策案を市民の立場から提案していくネットワークです。組織の代表は私 津田直則が務めています。

生活圏の市民ネットワーク、広域のネットワーク、全国のネットワーク、世界のネットワークを連帯でつなぎ、新たな社会を形成することが私どもの目標です。このようなネットワークを形成することになったいきさつを、2004年から学生と始めた地域貢献活動からの発展として以下のパワーポイントで示したいと思います。

 津田直則「和泉市のネットワーク形成」(パワーポイント)

 津田直則「和泉市の名所づくり案」


和泉市の「いつくしみ市」は、城洋子さんを中心に弘法寺というお寺で年1回秋に開催される市民の楽しい集まりです。美しい自然を大切にする運動や青空市場や市民活動の紹介など、子どもからお年寄りまでが多く集まります。2017年は11月26日(日)に開催されました。





大阪府和泉市の谷山池は平安時代に東大寺を再建した俊乗房重源がため池として掘削したと伝えられています。さらに現在では世界かんがい遺産としての視点からの価値も評価されてきています。このように歴史的に重要な価値を持つだけではなく自然的価値も大変高いのです。この地域にはコウノトリ、オオタカその他の渡り鳥や野鳥が訪れ、希少生物の住みかともなっています。以下で示すように絶滅危惧種も少なくありません。この数年私はこの谷山池保存の運動に参加してきましたが諸事情により2018年8月に谷山池を守る会の代表に就任しました。
 
この貴重な自然でありかつ歴史的なため池を、数年前から地権者が売却する動きが出てきています。谷山池及びその周辺の自然は公益の視点からの価値が大きく私的所有の名の下に売却することは許されません。災害による復旧費用が地権者にかかってくることを防ぐ必要はありますが、安易に売却してしまえば失われてしまう価値があまりにも大きいことを理解すべきです。谷山池を保存する運動が今、市民の間に広がっています。

私は以下に示すように、谷山池、梨本池、松尾寺を含む地域を「都市公園」として保存する案を提案しています。この案は、このページで紹介しました「和泉市の自然、歴史、文化を創造・保全するネットワーク」でも提案しています。


谷山池には本池と上池があります。私たちの運動方針は、谷山池(本池・上池)を含む周辺の自然を「自然公園」または「都市公園」として保存することです。谷山池周辺の自然は絶滅危惧種など貴重生物が多く住んでいます。貴重生物や周辺の自然については以下をご覧下さい。

   絶滅危惧種等貴重生物

  谷山池周辺を自然公園へ


谷山池の公園案化は、次の私 津田の「和泉山脈の自然を生かす構想」の中でも述べています。和泉山脈の尾根を走る近畿自然歩道やその枝道を地域の歩行路で延長し、それを公園とつなぐ案です。

 「和泉山脈の自然を生かす構想」『いずみの国の自然』28号 (2015年4月)

 
以下の「谷山池保存を求める会」のホームページも参照下さい。谷山池及びその周辺の貴重なを保存する運動は年々拡大しています。
   http://ms-izumi.net/taniyamaike/


「大阪森林の会」は、和泉市の荒れた人工林の間伐を通じて森林の再生を図り、それとともに過疎地域のコミュニティの再生をめざすことをめざしてとして2015年に設立されました。当面の目標は「木の駅プロジェクト」の実現です。道の駅なら誰でも知っていますが、いま全国で間伐材を売り買いする「木の駅」が80箇所ほどができ、さらに広がりつつあります。森を再生する運動が全国に広がりつつあるのです。次のサイトをご覧下さい。全国の情報が出てきます。また大阪森林の会のめざす目標については以下の「大阪森林の会の構想」をご覧下さい。

木の駅プロジェクトポータルサイト

大阪森林の会の構想

 

下の写真は大阪森林の会関係の仲間が春木川の飯阪茂氏の山で訓練を受けているところです。

 

大阪森林の会は2016年5月28日に第1回森の健康診断を実施しました。森の健康状態を調査して人工林の間伐に役立てるのです。それが地域再生の出発点です。全体の構想については上の「大阪森林の会の構想」をご覧下さい。



2016年11月6日には森の健康診断第2回目と木の駅第1回目を開催しました。

第2回目森の健康診断と木の駅

 

 

森の健康診断についての情報は次のサイトをご覧下さい。

森の健康診断  

和泉市で市民を対象とした協同集会が2017年7月に開催され、これがその後仕事づくりのワークショップにつながっています。私はこれらの企画で実行委員長を務めてきましたが、これは和泉市という生活圏でのネットワークがさらに広がっていく流れとなるでしょう。以下ではその経過です。

和泉市での市民対象の協同集会(2017年7月29日)

上の協同集会が成功し、市民の中から更に学習会を開く要望が生まれて開催されたのが次のしごとおこしワークショップ。4回連続の企画で実施されている。


参加者は40名でした。このワークショップにより和泉市では「協同労働」という働き方の学習が急速に広がる流れが生まれています。国会が空転しているために、労働者協同組合の法案は今国会に上程されるのは無理のようですが、この法案の実現はいずれ和泉市で協同労働によるしごとおこしが実現する可能性を高めています。ご期待ください。

 

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